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2016年5月19日(木) 『吉祥寺JBL戦争』

今週の音楽は、カーティス・フラーの「ファイブス・ポット・アフター・ダーク」を聞いてみましょう。

以前も紹介しましたが、本日のエッセイのJBLバラゴンで聞くファンキージャズといったらこの曲が最高だと思います。






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今週のエッセイ 
『ジャズに捧げるオーディオからの10章-1』
その1 『吉祥寺JBL戦争』

オーディオファンにはジャズを聴く時に、こうあるべし、あるいはこれこそジャズだ、というこだわりがあります。

そんな観点で、私はジャズはこういうものだと思う、とか、ジャズはこうして聴くと良い、なんていう、ジャズに関して私の経験してきた世界からのメッセージを、10章に分けて書いてみようと思います。

ジャズはオーディオととても相性がいいのです。

その理由にジャズはオーディオとパッケージにして聞くことができるのです。

むしろジャズはオーディオとぱっ刑事であるというのが私の持論です。

ジャズは深い関係で結ばれているのです。

まず、

①ジャズと言えば、ソニーロリンズ、マイルスデイビスと名アーティストの名前とともにが、彼らの曲目がオリジナルの演奏で成り立っています。

②殆どのジャズが、アーティスト、曲目、レコードレーベルといった形で、その演奏や音もパッケージ化されていてるのです。例えばマイルスデイビスの「いつか王子さまま、、、、、」という曲を聞こうとすると、即座に定番が提示され、唯一のものがあり、そのジャズがイメージされる、というパターンです。

クラシック音楽はそういうわけにはいきません。
ベートーベンの交響曲は次々に新しい演奏がうまれます。

勿論その中には名演奏もあって時代を超えて残るものもあるのですが、モノラルからステレオへ、レコードからCD、次々に生まれ変わるパッケージメデイアの進化は、名演奏を古いものにして、「古い音」にして消耗していくにです。

ジャズは違います。マイルスデイビスのこの曲はこれ以外にない。そして場合によっては、オーディオ装置さえ、これで聞くべきだ、と、まさにジャズとオーディオは一体となっているのです。

さて、オーディオを語るのためには、また、ジャズを語るためには、まずこのエピソードを紹介したいと思います。

「吉祥寺JBL戦争」と題して紹介したいと思います。

吉祥寺といえば、昔から若者の街で、この街の文化の形成にジャズ喫茶が需要な役割を持っているのは多くの方がご存知のことと思います。

ジャズ評論家でたくさんの著書のある寺島靖国さんは吉祥寺の「メグ」というジャズ喫茶のオーナーです。

寺島さんの「辛口!ジャズノート」に紹介されているのはこんな内容です。

1970年にジャズ喫茶「メグ」を始めたのですが、開店して3年ぐらいたった時経営危機に陥ったとのことです。

「東京に初めてパラゴン出現!」というチラシとともに、ライバルの「ファンキー」という店にJBLというアメリカのスピーカーメーカのドデカいパラゴンというスピーカーが設置されたのです。

※写真はパラゴンです。JBLについては文末(注)参照

パラゴンの威力は凄まじく「ファンキー」は連日満員の大盛況になり、吉祥寺中のジャズファンを奪い去ってしまったかのようだった、と書かれています。

寺島さんは悩んだ末、やはりJBL社のパラゴンのオリンパスを導入したのでした。

しかし、パラゴンの音に驚いた客はオリンパスには驚かず、「メグ」はオリンパスの返済金とともに一時的な経営危機に陥ったとのことです。

それでも時間が経つと少しずつ客は戻り商売の怖さを知った、と述懐しています。

パラゴンは、何回もいろんなところで聞いています。

このスピーカーは、スピード感があり音も豊かで前に音が出てきてリスナーを包み込み、低音までホーンスピーカのでまとめたシステムは、スピーカとしても音の頂点を極めたもので、バップのファンキージャズを聴いたら最高です。

この「吉祥寺ジャズ戦争」からは、いくつものジャズとオーディオの関係を見てとることができます。

次回は、この二つの店のジャズへの取り組みや背景にあるものを考えていきましょう。


(注)JBL社はジェームズ・B・ランシングが起こした会社で、彼は1949年に経営に行き詰まり自殺するまで、トーキー初期のシアター用スピーカからモニタースピーカーまでの開発設計に関わった。
現在のJBL社は彼が最後に作り残した会社で、JBL社のスピーカは彼の死後もオーディオ業界を牽引した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/JBL_(企業)(Wikipedia)

※参考文献
「辛口!ジャズノート」寺島靖国 講談社

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