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2016年6月17日(金) 『低音へのこだわり「ジャズは地下室のクラブで」』

今週は、

“Thank You Japan” The Vanguard Jazz Orchestra at the Village Vanguard, NYC 2011.mov

で、ニューヨーク、ビレッジバンガード・ジャズクラブを紹介しましょう。






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今週のエッセイ 
『低音へのこだわり「ジャズは地下室のクラブで」』

地下室はジャズの一つのカタチです。

ニューヨークのビレッジバンガード、日本のブルーノートなど、ジャズのメッカは地下にある、と、私は地下室のクラブで演奏されるジャズをイメージします。

1935年に開店してソニーロリンズ、ビルエバンス、ジョン・コルトレーンなどがライブ録音を残し、それぞれ名盤として今も聴かれています。

3年ほど前にようやく私もニューヨークにジャズを聴くために行き、ビレッジバンガードで聴くことができました。


ビレッジバンガードは、写真の右側に階段があり、地下のジャズクラブに入っていきます。

日本でも、ブルーノートは地下にあります。

一度移転したのですが、以前も今も地下に拘っているように思えるのは、私としてはとても嬉しいことです。

ジャズ喫茶でも、四ツ谷のイーグル、新宿DUG、吉祥寺サムタイムなどは地下にあります。

なぜ地下室なのでしょう。

ジャズの歴史を作ったビレッジバンガードの存在もありますが、私にとって地下室というのは音へのこだわり、特に低音のこだわりのイチ形態なのです。

地下室では、音の逃げ場がないので音が豊かになります。

とくに低音は吸音されないので、地下室ではそこにとどまり過剰になりますが、それをコントロールして、ほどよいパンチがあってベースの帯域に量感をもたせた音、それが私の考えるジャズの音の世界です。

ついでに、低音以外の中音や中高域の音についても、地下室の音は密閉された部屋が特有の音の粘りのようなアクの強さがあり、それがジャージーな雰囲気を作り出します。

私の想うところのジャズの音は、

✳ワイドレンジというよりも低音はベースの帯域の豊かな量感はありながらも、超低域にかけては適度にコントロールされてキレがあること

✳高域は輝きがありながら浸透力があって低域に見合ってコントロールされていること

✳中低域から中域にかけてはジャズではサックスやウッドベースの音色を決める帯域なので繋がりがあって表現力が豊かなこと

✳そして、全体にはややアンダーでブルーな雰囲気があって、ボーカルをはじめとして楽器は語りかけるように奏でられる音

です。

ジャズは、アメリカで1930年代に飛躍的に発展したのです。

その頃の禁酒政策で、地下にもぐったアルカポネなどマフィアが暗躍した時代です。

この時代、地下室というのがキーワードで、地下のクラブで密かに酒が売られそこでジャズが発展したことを思うと、そのややマイナーでブルーな気分には、地下室、というのはお似合いです。

ところで、このような私のイメージする音は、「地下室」でなくても味わえます。

ニューヨークではもう一つの有名なジャズクラブ、バードランドも行きましたが、残念ながらここは一階にあり低音含めて全体に軽い音で、私のジャズの音のイメージではありませんでした。

しかし、ロンドンのジャズのメッカ、ロニースコットは地上の一階ではありますが、たっぷりジャージーな雰囲気が楽しめます。

ここはかなり広めのフロアでその割に天井が低いために、低音はたっぷりで図太い音がします。

壁は、反射すぎないように配慮されています。

一般にイギリスやニューヨーク、ボストンなどアメリカ東部の住宅の内装は、壁をむき出しにすることはなく布を貼たようなしっとりとした仕様が一般的です。

それも、音の大きなポイントですね。

一ノ関のジャズ喫茶ベイシーも、地下室ではありませんが、酒造りに使われたのか窓のない土蔵を改造した部屋ですから構造的にも豊かな低音で、私の好きな音です。

音楽としては、ブルーノートの音階で作られればジャズですが、こうでなければ、というこだわりがあってもいいかなと思います。

そんな、私なりのジャズの「作法」、次回はこだわりのソースについて触れてみたいと思います。

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