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2016年6月30日(木) 『ジャズの魅力、中音の魅力』

今日は、ジャズ管楽器の大御所、クリフォードブラウンが、ヘレンメリルのバックを演奏している曲です。

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今週のエッセイ
ジャズに捧げるオーディオからの10章その5
『ジャズの魅力、中音の魅力』

 

先週は、ジャズのボーカルやサックスの音について触れましたが、今週はその音を、どう聴くか、どのように良い音で聴くか、ということで、オーディオ的な観点で話してみたいと思います。

いきなりですが、写真は、アメリカの西海岸に本拠地を持つ会社、JBL社の4343というスピーカーです。

このスピーカーを作ったJBLという会社は、ジャズを聴く人は無視して通り過ぎることはできない会社です。(JBLに関しては別稿に譲るとして)

この4343というモデルは1976年に発売されて、ジャズはもとよりこのスピーカーの解像力の良さからクラシックファンも含めて使われた伝説のスピーカです。

写真は神保町にある、ビッグボーイというジャズ喫茶で活躍している、JBL4343です。

このスピーカは、38cmという大口径の低音のスピーカを搭載した4ウエイで構成されています。

この4343というスピーカについては色々とお話しすることがあるのですが、今日はこのスピーカーの中音についてお話ししましょう。

4ウエイと書きましたが、中音にも専用の25cmのスピーカーが搭載され300Hzから1.25KHzを受け持っています。

ボーカルなど中音が重要なパートの楽器のファンダメンタル(基音)を受け持ちますから、中音はこのスピーカーで決まっています。

この4343は1976年発売以来、ヒット作として長い間売られ、このスピーカーのシリーズの上位機種などもあり、録音スタジオでモニター用として使われました。

1976年といえば高度成長の真ん中で、団塊の世代が音楽、文学など各方面に活躍した時代です。

現在もビッグボーイを含め多くのジャズ喫茶で使われていますから、往年のジャズブーム、オーディオブームと重なって、時代はこのスピーカとともにあったと言っても過言ではないでしょう。

ビッグボーイはこじんまりした個性的なジャズ喫茶ですが、中音に関しては、店主の品位が感じられる音でした。

優しい音の中にもキレ味爽やかに管楽器、ボーカルが楽しめました。

中音域は厚みがあり、ディテールも描き出し表現力豊かです。

ここで、オーディオファンには釈迦に説法となりますが、ジャズの代表的な周波数特性について紹介しましょう。

図に紹介したように、低音も高音も必要以上に伸ばさずまとめるのが良いとされています。(と言っても20Hzから20KHzのオーディオ帯域は確保します)

低音ですが、50~100Hzぐらいの周波数に少し盛り上がりを作り,その下はダラダラと伸ばさず、キレよく楽器の音像をクリアにします。

高音は5KHzぐらいのシンバルやブラスの輝きのある帯域を少し厚めにしてその先は自然に伸ばします。

こうすることで、音楽のエネルギーが分散しないで、ベースも明確に、中音も厚みが出てくるのです。

こんな周波数パターンをイメージして、豪華なJBLでなくとも、スピーカーユニット一本で構成されているでフルレンジのスピーカーで楽しむ。これがジャズを楽しむ基本だと思います。

フルレンジスピーカーと言ってもバカにしてはいけません。録音スタジオには、メインの大型スピーカの他に、必ず小型のフルレンジスピーカーなどがスピーカーが置いてあります。

ここで紹介するのは、オーラトーンというアメリカのスピーカーです。値段はそれほど高くありませんが、なかなかの実力です。

このスピーカーは、ボーカルやサックスがディテールが聞けてキレもいいもです。このピアノの音にはドキっとさせられます。

リアリティー豊かで、しかもフルレンジスピーカーでしか表現できない音場感の良さがあります。独自の音の世界があるのです。

ところで、こういった中音の良いジャズを楽しむのに、最近はもっと身近にもいいものがありますね。

私自身も使用しているアイフォンは、作ったアップルは当然アメリカの会社ですが、アップルの製品でジャズを聞けば、この辺りのジャズの真髄も伝わってきます。

以前、アイフォンの音について書きましたが、アイフォンにはマークレビンソンやJBL、オーラトーンに通じるアメリカの音、ジャズの似合う音があります。

まず手元にあるもので楽しんで頂き、ジャズ喫茶などでJBLも楽しんでいただければと思います。

▼今回紹介したお店とオーラトーンの会社

*アンブレラカンパニー(オーラトーン)
http://umbrella-company.jp/auratone-5c-super-sound-cube.html

*ジャズ喫茶ビッグボーイ
http://jazzbigboy.sakura.ne.jp/phone/index.html

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(株)サウンドファンの製品紹介です。ミライスピーカーとポコアンプ3になります。