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2017年6月15日(木) 『サウンドファン宮原取締役インタビュー【1】会社生活初期でのキャリア』

今週の音楽
今週のエッセイには、CDプレヤー開発秘話が載っています。世界で初めてのCDプレヤーは1982年に発売されましたがその時の、CDソフト生産第一号はビリージョエル:ニューヨーク52番街でした。今日は、彼の「ストレンジャー」を聞きましょう。

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今週のエッセイ
『サウンドファン宮原取締役インタビュー【1】会社生活初期でのキャリア』

今週からサウンドファン宮原取締役のインタビューをお届けします。
豊かな経歴の中から、今回は宮原取締役初期の経験についてお聞きしました。

「会社生活初期でのキャリア」

(プロフィールに代えて)
実は、宮原取締役は前の会社(ケンウッド)で、私より一年前に入社された先輩でした。二人とも製品開発部隊に所属していた関係で随分とお世話になりました。
入社したての頃ですが、宮原さんはステレオのレシーバーという、チューナーとアンプが一体になった製品全体を設計していて、私はその宮原さんのレシーバーのフオノイコライザ(レコードプレヤー再生アンプ)を設計していました。
その製品はたまたま音が良くて、雑誌評価も良く売れました。そのセットの試作品を、「これを聞いてよく勉強しなさい」と貸してくれたなんてこともありました。
そんなふうに面倒見てもらったのですが、宮原さんの部署と私の所属する部署は近くにあり、宮原さんがよく来ていろんな話をしていたのをよく覚えています。アマチュア無線やオーディオなどいろんな話をされていました。
私は、その話題の豊富さに驚きながらもなかなか話に入っていけなかったことを覚えています。
それから少しして私は違う場所で仕事をするようになり、宮原さんとは縁遠くなりましたが、ほぼ40年が経ちこうしてサウンドファンで再びお世話になっています。結びつけている縁のようなものがあるのでしょうか。
そんな宮原取締役ですが、今回のインタビューでも重要な話題も、流れるように話します。話していて「この方は専門はなんだったかな」と思わせられます。前の会社での入社当時の宮原さんの印象である”話題の豊富さ”の印象が、こんなふうに結実したのか、と思いました。
長い会社生活で得た、宮原取締役の豊かなビジネス経験を味わってください。

=*=*以下インタビュー*=*=*=*=

(1)ベンチャー企業コバテルに光マイクを導入し、大学や研究機関と付き合う

キーワードは、
・一つの技術へのこだわり
・オンリーワン技術
でした。

萩原:
私はサウンドファンに3年ぐらい前からお世話になっています。3年前は、主な売り上げが、ネット通販のポケコンポでした。それが、難聴者用ミライスピーカ置きかわ、順調に第二世代の「ミライスピーカー・カーヴィー」、第3世代の「ミライスピーカー・ボクシー2」ができるに当たって宮原さんの経験してきた時術戦略がそうとう役に立っている、と思います。
その宮原取締役独自の時術戦略はどんな感じで育まれたんでしょう。

宮原取締役:
ケンウッドにいた時から、イスラエルに行ってからいろんな大学や研究機関とやって、一つの企業の壁乗り越えていろいろ動けるというのはあります。自分のキャリアとして。

萩原:
ケンウッドにいた時からイスラエルや光マイクに関係していたんでしたっけ。

宮原取締役:
私がコバテルで何やったかっていうと、ケンウッドで契約していた光マイクの契約をコバテルに移したんです。
(コバテルとはケンウッドの研究所で活躍していた小林興弘氏が起こしたベンチャー企業)

萩原:
コバテルに光マイクのを持って行ったのは小林さんではなかったんですね。

宮原取締役:
いやいや僕が、イスラエルの光マイクの社長と親しかったから持ってこれたんです。イスラエルの小さい会社だけど、契約期限が来た時に「うちと契約しないか」と言って契約できたんです。

萩原:
ということは、コバテルの光マイクも宮原取締役がキーマンとしてやってきたんですね。

宮原取締役:
そういう経験で大学との関係はケンウッド時代よりやったんです。というのは、光マイクを使うのは国立一期校とか研究所なんですよ。予算の関係で、東大とか阪大とか広島大学とかそういうとこしか入れないんですよ。お金がないからね。そういうところと付き合ったから大学との付き合いは当たり前になったんです。

萩原:
なるほど。でもそういう大学などに入れるのは難しいことですよね。宮原さんについてはよく知ってたつもりだったんですが、そんなことをしていたとは知りませんでした。コバテルは宮原取締役の技術戦略で展開してたんですね。

宮原取締役:
でも、光マイクってのはマーケットそれほど大きくないからね。でもそういう本当にオンリーワン技術なんですね。そんな風にオンリーワン技術にこだわって、突っ込んでいろいろ調査していくとチャンスが意外とあったな、というとこですね。

(2)”企画”を楽しむ

ポイント:
ファーストランナーとしてCDプレヤー1号機、携帯電話1号機を手掛ける

萩原:
宮原さんの素晴らしいところってのは、技術者っていうと、物と直結して考えないと気が済まないってとこあるけど、美味しそうな話しがあると少しずつ理論めいたところで物に結びつけていくところが素晴らしいですね。

宮原取締役:
だから俺は、技術者っていうと変らないけど技術をユーザーにむすびつける企画やってたからね。
企画やってると、
・こういうバックグラウンドがあるから、
・ある技術があるとそこにはどういうマーケットあって、
・どういうことできるんだろうか、
みたいなところでね、開発の前段階と後の段階の作業をいろいろ考えるところは、徹底的に99%技術屋さんとは違うとろかもしれないんだよね。

萩原:
ホームオーディオの企画でしたっけ。

宮原取締役:
だから俺はホームの時はコンセプトの商品企画(ハイエンド商品)やってて、コンセプトが縮小になる時に、ちょうどいい時に無線機に移れたんです。無線機に行ったら新しいマーケットがあって、携帯電話でてくるは、デジタルは出てくるはで、結構楽しんだんです。

萩原:
ホームオーディオの企画ではどんな商品やったんですか

宮原取締役:
L03DPって知ってる?CDプレヤーの一号機なんだけど。あれからDP1500とか3世代目くらいまでやって、それから以降は次の人に任せたんです。コンセプトの企画を二年ぐらいやって、その前はチューナーなどやったんです。

CDプレヤーの1号機Kenwood L03-DP

萩原:
それでは、某有名メーカーT社から技術導入してやった、(会社間の関係で)難しい局面の技術開発に関わったんですね。

宮原取締役:
そうです。こんなふうに言われたんです。
「宮原さんね、一緒に開発して、うち(某有名メーカーT社)は70億円使って、ケンウッドは7億しか出さなかったけどなんでケンウッドの方が売れるんですか…」みたいな言われ方されて、いじめられましたよ。

萩原:
私は技術にいたから、そういうお金の話は知らないけれど、技術者がいろいろ辛い目にあったことは聞いてましたよ。(注:某有名メーカーT社は投資してCDの技術開発をして、その技術をケンウッドは教えてもらってCDプレヤーを作った)

宮原取締役:
そうですね、当時の某有名メーカーT社ってのは威張ってたからね。で、某有名メーカーT社の人は、堂々と「なんでケンウッドなんかと組むんだよ」なんて言ったんです。

萩原:
でも、結局ケンウッドの方が売れたんですね。

宮原取締役:
そうです。出せばケンウッドの方が売れるんです。

・・・・次回へ続く・・・・

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(株)サウンドファンの製品紹介です。ミライスピーカーとポコアンプ3になります。