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2017年12月5日(火)『ミライスピーカー・カーヴィーに込めた音質技術者の魂 その3』

今週の音楽
スタジオジブリのアニメの曲を聴いてみましょう

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今週のエッセイ
『ミライスピーカー・カーヴィーに込めた、音質技術者の魂』
【その3】ピアノ仕上げと、その真逆オーディオ技術の考察
🎶 ピアノ仕上げのカーヴィーでピアノを聞こう🎶
(カーヴィーに搭載された音質技術・機構編)

ピアノ仕上げのDS10000を知ってますか?
その逆の発想、ソニーのSS-G7はどうでしょう?

*以下は「オーディオの足跡」よりの製品情報です
DS10000 http://audio-heritage.jp/DIATONE/diatoneds/ds-10000.html
SS-G7 http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/speaker/ss-g7.html

この両スピーカ、表面仕上げは全く逆の発想で作られています。
DS10000は、ピカピカの黒光りでいわゆるピアノ仕上げをして響きを向上させています。

一方のSS-G7はスピーカ前面パネルの表面を凸凹にしてその表面の音を消して、スピーカユニットだけの音を聞こうと作られたスピーカです。

写真に示しましたが、この両者のスピーカの存在と、サウンドファンのミライスピーカー・カーヴィーのピアノ仕上げの音のついて語っていきましょう。

まず、ピアノ仕上げから。
オーディオファンにピアノ仕上げのスピーカは、と問えばダイヤトーンのDS10000と答えるでしょう。
正確には、DAIATONE  DS–10000Klavier、とピアノを表すKlavierがついています。
これはダイアトーンが40周年記念して1985年に発売したものです。
ダイアトーンはNHK用のモニタースピーカDS305を作り、オーディオでもスピーカ分野だけに名を馳せ消えていった三菱系のオーディオメーカの製品です。
DS10000のKlavierの音は、ダイアトーンらしい独特の響きのある音でその美しい表現力はKlavier(ピアノ)を思わせるものでした。

さて、そんな予備知識から、サウンドファンのカーヴィーの音を、ピアノ仕上げから紹介しましょう。
カーヴィーのデザインの大きな特徴は、2つあります。
・1つは、ピアノ仕上げ、
・もう1つは、アルミニウムのダイカストのシャーシーを使っている
ということです。

今回はこの機構部品が大きく音質に貢献している、機構部品と音質のついてお話ししようと思います。

まず、ピアノ仕上げですが、その名の由来のように、スタインウェイなどのグランドピアノの表面仕上げに使われています。

鏡面仕上げのカービー
(パネルにジャケットとCDが写っている)

“鏡面塗装”の一種です。黒い塗料を塗り、表面を研磨した後、研磨機で細かい粉末を使うなどの方法で磨き、光沢を出した塗装です。
スタインウェイなどピアノ独特の伸びやかな響きはこのピアノ塗装の効果でもあるのです。

カーヴィーの音もこのピアノ仕上げの効果で、ピアノなどを聞くと伸びやかな響きが特徴です。
このピアノ仕上げ、カーヴィーではどのように使われているかというと、フロントパネルは主にパンチングメタルで、ピアノ仕上げはパンチングメタルの周囲と下部のコントロール部、側面、背面に施されています。
カーヴィーのピアノ塗装の部分を爪で弾くと、コツコツと静かで高い剛性が感じられ、板の振動は抑えられ、スピーカからの音楽の音に付帯音が付かないよう作られています。この音をジャズピアノで聞きましょう。輝くような響きが楽しめます。

ジャズピアノの曲

もうひとつ、カーヴィーのケースの構造の特徴は、アルミニウムのダイカストの枠で作られていて、この太い約1cm角のアルミニウムの枠が音にちから強い、芯のある音に貢献しています。

力強い響きを作る、カーヴィーのダイカストフレーム

ピアノの低音を聞くジャズ

一曲目Carbonaraの左手の打鍵のちから強さがカーヴィーでは心地よく聞こえます。

ここで、オーディオ機器の音とそこに搭載されている素材やデザイン的仕上げの音の関係をお話ししておきましょう。

素材に関しては、例えば銅、銀、金、アルミニウム、鉄など導電材料は、回路の電気が通る回路の使っても、それを電気は通らないケースに使っても、その素材の音がします。
銅は堂々とした音、銀はややシャラつくけれど輝きのある音、金はしっとりとして鈍い光を感じる音など、ダジャレもありながら遠からずの表現です。これが導電部でも非導電部でもその音がするのが不思議です。

一方、今回のテーマ、ピアノ仕上げの表面を走る伸びやかなピアノような音もそのスピーカから聞こえます。
ケースに鉄板のペラペラの材料を使うかダイカストのしっかりした構造物を使うかでも、出てくる音は決まってしまいます。
つまり、オーディオ製品が値段相応の音がするのはそこに使うことのできる素材の音だと言えるでしょう。
つまり安い、値段の制約のある製品は安い板金しか使えないのでその板金の音がそのシステムの音になり、値段が高くなると、鉄板でも厚いものが使えたり、アルミニウムなどを支えるためにそこで音が決まってくる、というわけです。
このような、値段により支える素材で、価格相応の視覚的価値と音も決まるのですね。

ところで、今回は”ピアノ仕上げ”ということで、「スピーカからの音がより響く」技術を追ったのですが、オーディオの世界には全く逆の発想でスピーカの前面パネルを作ったスピーカがあります。
ソニーSS-G7   1976年発売
がそれです。

このスピーカの前面パネルは凹凸で構成され、ピアノ仕上げの逆で、表面を音が走らないようにしています。
こうすることで、スピーカユニットからの音だけで音像が構成され、音像がシャープで音の細部も聴きやすくなります。

この、ピアノ仕上げで響きやすくしたDS10000と、響きを抑えたSS-G7。

要するに、オーディオにはたくさんの音作りがあって、響かせるか、響かせないか、コンセプトを明確にして音を作ることが重要なのです。

以上、読まれた方を混乱させてしまったかもしれませんね。

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ポコスピーカーSF30H4WC愛称:ホワイトキャンバスの視聴を上げました。

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