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2018年8月1日(火)『西日本豪雨で考える、災害、警報、避難指示』

今週の音楽:
植村花菜さんの曲を聞きましょう。
今回のエッセイの中の携帯音楽プレーヤーを作った頃、彼女が少し売れてました。「トイレの神様」がヒットした彼女は、ややマイナーなアイドル的で、イヤフォンオーディオファンに愛されていたようです。

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今週のエッセイ
西日本豪雨で考える、災害、警報、避難指示
(1)災害心理学と茹でガエル症候群

この度の西日本豪雨では、あらためて私達の日常生活は常に災害の危険が身近にあることを教えています。
今も被災された方々の困難な生活が一日も早く解消される事を願うばかりです。

今回のエッセイは、災害、や異常事態に、安全を確保する対応に関して、災害心理学の面からアプローチして、如何に安全を確保するか、について考えていきたいと思います。

特に、今回の西日本豪雨では、夜中、豪雨の中での警報伝達システムなど、音に関する項目もあり、当社サウンドファンのにも果たされた課題も考えていきたいと思います。

1、災害心理学から
まず、災害や事件の発生において、どう行動したら良いかを考える為に、災害心理学をいくつか紹介しましょう。

(1)10・80・10理論
この理論は、災害発生時、10%の人は危険を察知し、ただちに行動を起こすことができ、10%の人はパニック状態に陥り、80%の人は、唖然として恐怖感に陥り、当惑してフリーズする、というものです。私達がどうしたら、一人でも多くこの10%になりただちに行動を起こしたいものです。

(2)正常性バイアス
自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価してしまう特性を言います。災害や危険の接近に対してそれを日常生活の延長と捉えて情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」と思って逃げ遅れや、災害を大きくしてしまう原因となる心理です。

*韓国地下鉄火災事件
上記の心理をよく表した例に、2003年に韓国で起こった、自殺志願者による火災事件で、192人が死亡した事件があります。

自殺志願者は列車が地下鉄のホームに入った時にガソリンを撒いて火を放ちました。
この事件では、死亡した192人のうちほとんどが、火災を起こした車両ではなく対向車線の車両に乗っていたのです。
出火元の車両の乗客は避難できましたが、対向車線の車両の乗客は何が起こったかわからず、まさに対岸の火事と思ってるうちに災害に飲み込まれたのです。適切な避難指示もなかったことも原因でした。
(この事件の詳細は下記ネットでご確認下さい。事件は単純ではありませんが、非常時での対応はどうあるべきか、を考えさせられます。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/大邱地下鉄放火事件)

2、茹でガエル症候群
今回はもう一つ、災害時や日常生活でも起こりやすい、「茹でガエル症候群」について考えてみたいと思います。

「茹でガエル症候群」とは、図で表現したように、災害や「身辺に起こる問題や危険」に対して
1問題の発生に気づく
2気づいても、まだ大丈夫だと安心している
3手遅れになって、気がついた時には逃げ出せなくなって、「茹でガエル」になってしまう
というものですね。
災害だけでなく、何事においても「危険や問題点を早く察知して対応する」ことの大切さを説いたものです。

ここで私の「茹でガエル症候群」のの体験談をしましょう。

話は、在社時に会社が不良債権を出して危機に陥る前後の話です。
危機に陥る前の社長が、幹部社員に何度もこの「茹でガエル症候群」の話をして奮起を促していたのです。しかし、社員の誰も、茹でガエルにならないための行動は起こせませんでした。
その社長は、不良債権が発覚する前に何事もなく辞めたのですが、交代した次の社長で不良債権問題が明らかになり、経営危機から会社再建、となったのでした。再建の為に新社長が外部から招聘され、立ち直るのですが。

結局、「茹でガエル」にならないように社員に警告をしていた社長では何もできず、会社は茹でガエルになってしまったのです。私も。
しかし、会社も人も、たとえ「茹でガエル」になっても、やめるわけにはいきません。
茹でガエルにならないように最後まで望みを捨てないのはもとより、茹でガエルになっても、必ず援軍は来る、必ず立ち直れる、と信じて時を過ごし、頑張り、最後まで可能性を信じて再建できたのでした。

ここでの再建での私の仕事については、前回の「ビギナーズマインド」最終回で書きました。

災害に限らず、私達の周りに危険は常にあり、災害に遭わないようにするだけでなく、災害に遭ったらどう被害を最小限にして脱出するか、
どう生き延びるかについては、やはり日ごろの情報収集や周囲との連携を取っておく、ということでしょうか。

まだまだ西日本豪雨の爪痕がテレビなどでレポートされる毎日ですが、こうした重い報道にも目を背けず、何かを考えつつ日々を過ごす、という覚悟も、災害大国日本での生きかたでしょうか。

「茹でガエル症候群」の話をしましたが、そうならないように、あるいは茹でガエルになってしまっても何とか生き延びていく為に、次回も、特に「音」に関して書いて行こうと思います。

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ポコスピーカーSF30H4WC愛称:ホワイトキャンバスの視聴を上げました。

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