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2018年12月26日(水)『映画「ボヘミアン・ラプソディー」で考える、ロック・ミュージックの「音」と英国ロック その1』

今週の音楽:
エッセイのテーマの「ボヘミアン・ラプソディー」を、映画でもエンディングを飾ったライブエイドの映像で視聴しましょう。

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今週のエッセイ
『映画「ボヘミアン・ラプソディー」で考える、ロック・ミュージックの「音」と英国ロック その1』

ロックグループ、クイーンのボーカリストフレディー・マーキュリーの人生を描いた映画、「ボーヘミアンラプソディー」が人気です。
ロックの創世記に、英国ロックを聞きながら青春を過ごした筆者としては、嬉しい限りですです。
今回と次回は、このドキュメンタリー映画に見られる英国に於ける当時のロックの状況と、このボヘミアン・ラプソディーの音をどう聞くか、について考えていこうと思います。

いきなりですが、私はこの映画を、最近の映画館で見て、特にその音に久しぶりに感激しました。
エレキギターの咆哮とビートの効いたアップテンポの低音が、早朝の私の頭をクリアにして、腰を揺さぶるビートに青春が戻った感じです。
この手のロック・ミュージックには、特別に音響特性の良いハイファイスピーカーが必要ではない、と言うのが私の自論です。

周波数特性が狭いけれども、高域はエレキギターのエネルギッシュでヒステリックな咆哮が聞けて、低音はビートの効いたアップテンポでベースとドラムがたたみかければ、最高だと思います。むしろそれ以外の超低域や伸びすぎた高域は不必要だと思うのです。

ハイファイのステレオ装置とは無縁のヤングエイジを相手にヒットチャートを駆け上がっていく為には、むしろラジカセの方が合っています。送り手側でも、ラジカセでの音確認は不可欠なのですから。

この映画、内容の見所はフレディー・マーキュリーの、クイーンというより王様みたいなわがまま放題で、メジャーレーベルを手玉に、ミュージックシーンをのし上がっていく、痛快さですね。おまけに、最後の涙を誘う結末と。
筆者は流行にはノリが悪いところがあって、若いオーディオマニア(と言っても40~60代です)のおすすめや通っているサークルでの女性達の騒ぎに「乗り遅れては!」と焦りを胸に出掛けたのでした。

オーディオマニアの方々は、音を、女性達はフレディーの生き方に嗚咽したほどの感激を語っていたのでした。
音と映像、それと久しぶりに映画館で見ての、サラウンドでの各シーンの臨場感と、音響効果を楽しんだのでした。
確かにフレディーのメンバーとの孤立、孤独を音楽に置き換える情熱、そしてホモセクシュアルとの情愛の描き方は感動でした。

冒頭にジミヘンドリクスが流れて、学生バンドと出会い、いきなり彼らの持ち歌でハモる場面は感動的で、キー場面で登場する元彼女の言葉は私達の心情を代弁していましたね。
ところで、悲劇的なフレディーの人生ですが、私は見に行こうと決めた時からロックに命を燃やした鬼籍のロッカーに思いを巡らしました。ギターの神様ジミヘンドリクス、ドアーズの伝説のリーダーのジム・モリソン、女性ロックシンガーのジャニス・ジョプリンなど。もし、この映画を見て、何人かの人が、こうしてロックに命を捧げて亡くなっていったミュージシャンと、ロックってなんだったのかに想いをめぐらして頂ければ嬉しいと思います。

こうして異次元の感激を私達にもたらしてくれるアーティストには、突出した才能ゆえの集中と孤独、そして悲しい結末が待ち受けています。そこの描き方も、この映画のみどころですが、ロックに命をかけたフレディーは、クラシック音楽のモーツァルトに匹敵する個性で時代を駆け抜けた、とも言えるでしょう。

では、ここに描かれた英国ロックとはなんだったのか。

ロンドンでは今、内田光子さんがホームグランドとして活躍し古くはヘンデルが定住し、モーツァルト、ハイドンが訪れたクラシック音楽の都です。しかし、イギリスは、クラシック音楽に関して、17世紀にヘンリーパーセルという最も有名な作曲家を出しを出して以降、作曲家も演奏家も自国では名を残すアーティストを生み出せなかった国です。

しかし、ポップスとロックに於いては、クイーン、ビートルズなど世界をリードしています。このギャップはなんでしょう。
先進諸国の中で、かの大戦で戦勝のために、ひとり社会的制度改革が出来ず、制度的後進国に陥っているイギリスについて語る必要があります。それを学ぶことで、混迷の続くEU離脱問題さえ見えてくるのです。

次回は、その混迷と世界のポップス、ロック界をリードしたエネルギーについて考えて行きましょう。

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