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2016年9月29日(木) 『「ミライスピーカーは、ストラディバリの音のDNAを持っている、という聞き方」その2 その技術的根拠 』

今週は、エッセイのテーマにちなんで、ストラディバリウスの音色を聴きましょう。ムターさんが弾いています。


アンネ・ゾフィー・ムターさんの演奏 ストラディ…

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今週の技術エッセイ

『「ミライスピーカーは、ストラディバリの音のDNAを持っている、という聞き方」その2 その技術的根拠 』

 

ミライスピーカーの音が(ニュアンス)バイオリンの名機、ストラディバリに似ている、と書きましたが、今回はその音の具体的部分と、そのような音がする技術的根拠についてお話ししたいと思います。

ストラディバリに似ている、とは言い過ぎだとは思いますが、ストラディバリの響きに似ているところがある、と思いました。
ストラディバリに似ていると思ったのは、音の粒立ちが、密度が濃く輝きと共に艶がある、聞きたい音以外の付帯音が少ないので透明な音だ、という点です。

それはまとめると、
☆音に透明感があって遠くまで音が届くこと
☆音の立ち下がりが良い、そのため音の切れが良い。
という点です。

音の透明感はわかっていただけると思いますが、音の立ち下がり、つまり「音切れが良い」、ということは、いつまでも饒舌に響くのではなく、節度を持って鳴り響く、ということです。

どんなに美しい音でも、いつまでも鳴り続けるのではなく演奏者の意図に沿って、慎み深くなってほしいものです。
「音切れ」を良くすることは、音調整の中で意外と難しい内容です。それは、音のバランスと微妙に関係しているからです。

わかりやすく説明すると、どんな音でも聴感上、聞きやすくするには、響きを多めにするよいのです。悪い面が隠されます。
オーディオ機器の設計過程で、嫌な音をカバーするために、響きを多めにしたり、低音を多めにするのは良く使われる手法です。

<響きの技術解説>
では、ミライスピーカで、このような抑えを効かせて、キレの良いコントロールされた音を実現しているポイントはどこでしょう。
それは、振動板の構造にあります。
ミライスピーカの振動板は平面のひら板を曲げて振動させています。

se_2016092901b 
 
図にも示したように、曲げることで板の内部の繊維にストレスが加わり、それぞれの繊維が張った状態にあります。

このような板に振動が加わるわけですから、当然振動に制約が加わるとともに、自由な振動ではなく曲がった力で抑えられた振動になります。
この振動の様子を、イメージで説明図を書きました。
 
se_2016092902b
 
振動が始まって、停止する時間が短くなり、抑制された響きになります。

一方、バイオリンの場合は特に側板などで板を曲げて使われており同じような、制動力がかかっています。
少し前に書いたように楽器は曲面を持つことで透明感のあるしっかりした音になります。
更にミライスピーカも同じような効果があります。

細かく見ていくと、この曲面形状は、ミライスピーカは、振動板だけを取り出すと、曲面形状の板は曲げから解放されて平面に戻ります。一方バイオリンなどの曲げられた側板は取り外しても曲面のままです。

しかし、バイオリンも曲げられた繊維にテンションがかかっていることで音に強度が出て遠くまで届く音になる、というわけです。

では、どのようなバイオリンも同じ工程で作られているのになぜ、名器が生まれ一般の市販の楽器と違う音がするか、はストラデイバリに聞くしかないでしょう。

私は、このような音の佇まいや音の切れから導き出される音楽性については、欧州の楽器には特にそれがあり、欧州以外では乏しいように思います。
特にアメリカの音思考は、刺激的な音を避け聞きやすさを狙う傾向があり、欧州の音とは異なります。

例えばスタインウェイというピアノですが、ドイツのハンブルク製とニューヨークのスタインウェイがありますが、ハンブルク製の方がこのような制動力、音楽性には優れていると思います。
音の響きの美しさはニューヨークにあると思うのですがこのような文脈で両者の音を捉えてみると、音楽性という点ではハンブルク製にあると思うのです。

如何でしょう。

ミライスピーカは、真剣に音楽を聞くための機械ではありませんが、このスピーカをサブとして設置することで、この名機の響きを付け加えることができそうです。

こういう私も、ミライスピーカをじっくり聴きこむ、というレベルでは聞いていません。
今回の文面に責任を持つためにも、「ミライスピーカと音楽」は私にとって大きなテーマになりそうです。

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