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2016年10月13日(木) 『女性が社会を変革する』

今週の音楽は、エッセイで紹介した、西本智実さんの指揮で、バレエ組曲「ガイーヌ」です。馴染みのない曲ですが、ダイナミックでスケールお大きな演奏をお聞きください。

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今週のエッセイ

『女性が社会を変革する』

 

私は特別にフェミニストというわけではありませんが、女性の活躍、活動には注目しています。

現代は、特定の分野を除き、残念ながら基本的には男社会ですが、女性達は男たちが勝手に走り回って荒らした社会を繕ったり、女性ならではの視点では、見落とされたものに光を当てて輝かせる、インキュベーター(孵化器)の役割をします。「女性に着目する」ことで、私は閉塞感から抜け出すことができる場面がたくさんありました。
今回は、私が特に音や音楽の世界で私が注目している女性を紹介しましょう。

今回は、まず、西本智実さんです。
大阪出身でロシアサンクトペテルブルク音楽院指揮科で学んで現在活躍している指揮者です。
(ウイキペディア検索https://ja.m.wikipedia.org/wiki/西本智実)

私が彼女に注目したのは、たまたま聞いたコンサート会場の音と音楽でした。

とても、そのホールとは思えない素晴らしい音で音楽を聴かせてくれたのです。そのホールは、大企業によって作られ、当初はたくさんクラシックのコンサートが開かれたのですが、最近は少なくなっています。

サントリーホールと同じ頃建てられたのに、サントリーホールの人気を見るにつけ残念なことです。
もちろん水準以上の音ではあるのですが、響きや立体的な音が要求される現代の音のニーズには答えることができない音だったようです。

それが、彼女の指揮の演奏では、低音がしっかりしていて低音から構築される音楽全体の響きが素晴らしく、壮大なスケール感と微小レベルのニュアンスに満ちた音で聴かせてくれたのでした。

ブラームスの交響曲1番だったと思います。

私は、その音に、日本人ではなかなかできない立体感のある音の構築力とダイナミズムを感じ、そのホールを少し見直すとともに彼女の、日本人男性にもできなかった「力量」を感じたのでした。

どうして彼女にはそんな力があるのでしょう。

彼女はロシアで学んだのです。ロシア国立サンクトブルク音楽院で指揮を学び、サンクトブルク国立アカデミックオペラバレー劇場の首席客員指揮者に就任したり、日本版ニューズウィーク主催の「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれたりしています。

サンクトペテルブルク音楽院(1913年当時の写真)

サンクトペテルブルク音楽院(1913年当時の写真)

つまり、指揮者として世界的なレベルなのです。

ここで私が、彼女が、日本の女性、として特出していて、女性としての存在感を感じるのは、

1 まず、日本人の男性指揮者ではできなかった日本人という枠を超えた音楽をできること、です。

私は特別音楽に詳しいわけではありませんが、どうしても日本人のクラシック音楽家は、響きとか音楽の立体的構成、ということができないでいる、と思います。それをやってのけてしまう力。

2 彼女がロシアで学んだことです。

私はロシアの音傾向については詳しくはありませんが、どうも、ロシアの音傾向は、立体的構築的でそのスケール感の中から響きや微妙なニュアンスを表現する傾向がある。

これは、クラシック音楽というと、ウィーンなど西側で学ぶ傾向があることに対して、違うアプローチです。このようなアプローチで新境地を開拓できたのも、女性だったから、ともおもえます。

3 もう一つは、女性だからこそ出来た新しい音楽であること、です。つまり、このような大胆に日本人の枠超えた音楽が日本でできたのは、女性という強みで、男たちがやっていることに、やすやすと入っていけた、のではないか。

1 2 とも、問題のある発言ではあると、思うのですが、彼女のやっている音楽の新鮮さと活動には痛快さを覚えるのです。

(この項つづく)

 
 
 
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