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2016年11月3日(木) 『誰にでもわかりやすく「良い音とは何か」2』

今週もムジークフェラインザールの音を、2014年のニューイヤーコンサートから聞いてみましょ。

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今週のエッセイ

誰にでもわかりやすく「良い音とは何か」
第二回 誰のための良い音か その音は何処にあるか

 

前回、最高の音のコンサートホールはウィーンにあり、ムジークフェラインザールがそれであることを書きました。

そのムジークフェラインザールの音のどこが良いのか、その他のホールはどうなのか、と質問されそうですが、その前に、誰にとって良い音なのか、について考えてみましょう。(一応、ここで良い音とはわかりやすくするために、クラシック音楽に限って議論していることをご了解ください。)

結論的に言うと、それは聴衆が決めるものですが、音を議論するには次の人たちの存在を考える必要があるでしょう。

1演奏家
2指揮者
3音楽産業関係者
4聴衆
5オーディオファン

こういった人たちが、音について議論して実際に良い音を作っているのですが、ここで、ムジークフェラインザールについて考えてみましょう。
最高の音のムジークフェラインザールですが、これは、1870年ウィーンの楽友協会が作ったものです。このホールを作るにあたっては、当時の新興中産階級が経済的な背景を持ち音楽文化を楽しむために作りました。

ウィーンではタクシーの運転手もオペラや音楽について語るほど音楽文化が浸透しています。
1870年に完成したこのホールは、ブラームスも指揮台に立ちましたし、音楽史を飾る音楽家が演奏してきたのです。

現在も音楽の巨匠達によって磨かれてきたホールなのですが、このようにムジークフェラインザールは聴衆の幅が広く、上質の音楽ファンがいて、そういった人達が作ってきたと言えるでしょう。

ところで、音楽家は音をどう捉えているでしょう。

音楽全体をまとめる指揮者は音について総合的な見識を持っています。指揮者は、演奏される音と音楽に総合的に関わっています。
その例としてカラヤンが挙げてみましょう。
彼は、大戦で破壊されたベルリンフィルハーモニーホールを再建するとき、その音を監督して自分の理想の音を作りました。それがベルリンフィルハーモニーホールです。
そのカラヤンはサントリーホール設計に当たってアドバイスし、彼にとっても納得したホールがサントリーホールでしょう。
だからと言ってサントリーホールが最高であるとは言いませんが、私もここの音は納得しており日本国内でキチッと西欧の音を初めて出したコンサートホールだと思います。
 

開館30周年を迎えるサントリーホール

開館30周年を迎えるサントリーホール


 
一方、音楽家と言っても、楽器演奏者が音を評価するときにどうしても楽器の音の動きがわかる音を志向する傾向にあります。それは当然のことですね。しかしその結果、低音や響の再生よりも楽器の音を優先して聞く人もいそうです。それは職業上仕方のないことでしょう。

この、音楽家と日本の音感覚というのは重要で、日本の音というのは実はこうした音楽家が作った、とも言えるでしょう。
ホールができ、そこで良し悪しを言うのはまず、そこで演奏する演奏家なのです。

そんな中、サントリーホールができる以前から「本当に良い音」は、と考えて実践していた人たちに、オーディオファンがいると思います。日本のオーディオファンというのは、究極はこの、ムジークフェラインザールの音を狙っているところがあった、と思います。

良い音とは何か、誰がその音を決めてきたか、と考えるとこのようにいろんな要素がありますね。

また、こういった人達が日本の音を決めてきた背景には、日本の木造建築主体だった住宅事情とか、本場の欧州から遠い距離にあったことなども影響しています。

では次回は、その良い音のムジークフェラインザールの音について考えていきましょう。

 

  
 
 
 
 
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