"音"で世界の人を幸せにする!

サウンドファンは音のバリアフリー実現のミライスピーカーや現代のコンフォートオーディオを通じて
皆様の幸せのお役に立ちたいと願っております!

2016年11月24日(木) 『誰にでもわかりやすく「良い音とは何か」最終回』

今週の音楽
『代表的音確認ソース、イーグルスの「ホテルカリフォルニア」』
オリジナルは1976年に発表されましたが、ライブバージョンは、1980年のようです。
ライブバージョンが長い間使われました。ドラム(コンガ)とアコースティックなギターの音色は聴きどころです。

🎵 🎵 🎵 🎵 🎵 🎵 🎵 🎵

今週のエッセイ

誰にでもわかりやすく「良い音とは何か」
最終回 「音つくりで、比較検討はどうなされるか」

 

「今日のエッセーのサマリー」

・音比較は、スイッチボックスによる一対比較法では限界があり、一対比較法は強調感のある音になる。
・良い音つくりは、経験を積んで目標の音を心に持つことで可能になる。
・音の最後の詰めは、例えば野球でピッチャーがボール一つの出し入れでバッターを打ち取ったり、能面が光の当て方で喜怒哀楽を表現するような手法を用意しておき、微妙な調整できるポイントを作っておく。

今週は、今回のエッセーの最後に、「音つくりにおける、比較検討」の方法について書いてみたいと思います。
と、言うのは、今回のエッセーのためにインタビューをしてくださった女史の方から、「音って目に見えにくくて、どこが違うかとか、どう改善したかはわかりにくいと思うがそれを、どう判断するのか」という質問を受けました。

絵画や機械と違って、音は目に見えません。

ですから、音作りにおいて改善前の音を記憶していて、それが良いか悪いか判断していく作業は大変な作業です。
音の変化が大きいスピーカであればまだしも、アンプで抵抗一本の種類や定数を変えた時の変化はかなり微妙でわかりにくいものです。
では具体的にどうするか、についてお話ししましょう。

(1)一対比較法の功罪

音の検討には専用の試聴室を作り、そこと作業を行う作業台を行き来して作っていきます。
比較試聴には、一対比較法として、スイッチボックスを使ってAの仕様とBの仕様を比較する方法があります。

スイッチボックスで、瞬時に切り替えて比較するのです。
アンプでもモデルが違って中身がが全く違うセットを比較するのであれば、スイッチボックスでの比較も可能ですが、音の差の小さい抵抗一本の音比較を一対比較で行うことはできません。また、このような一対比較法では、どこかを強調して、「音の差」をつけることに注力してしまい、音楽の表現という項目は二の次になりがちです。

(2)音作りには豊富な経験が必要

結局、音楽にも音的にも良い音を作るには、音楽を総合的に理解して、自分の音を作ることが求められます。その音で製品を仕上げるわけで、音に関する豊富な経験を積むしか方法はありません。

私の場合も、その経験を積むために時間がかかったため、自分で処女作とと言える製品ができたのは37歳だったと言えるでしょう。入社当時は、オーディオマニアで無かった私は、音楽への興味だけで、音の世界、に入ったのですから。
では音の世界には習得すべきどんな内容があるかというと、少なくとも次のような内容を理解すべきです。

1クラシック音楽やジャズ、ポピュラーなどの音の特徴を知ること
2日本、欧州、アメリカなどマーケットによる、音嗜好の違いを知ること
3スピーカで出来る音と、アンプで作られる音を理解すること
4オーディオ店の音嗜好を理解すること

などでしょう。

(3)最後に、音決めは特定のソースで、陰影を調整して仕上げる

スピーカ、アンプなど、音決めは特定のソースを使って決めます。
これは、自分が聞きなれたものを使う場合、市場の要望される音として決められた特定のCDで決める場合などあります。
何枚かのCDを使いますが、長年聞きなれた曲でも確認します。
音の完成度が高まって、最後は、例えば回路常数を少しだけ変えるだけで音の雰囲気が変えられる、微調整ポイントをいくつか発見しておきます。

抵抗の値を100オームから120オームに変える、などです。

これは、能面の効果に似ています。
能面は角度を微妙に上下させると光の陰影で、明るい表情、暗い表情と言った、喜怒哀楽を表現できると言われていますが、それに似ています。

essey_-20161124

抵抗値やコンデンサの値一つで音の雰囲気が変わります。それだけで、基本特性が同じでも低音感や高音感が違ってきます。
このように最終段階は、市場評価や評論家評価を反映して仕上げる必要があるのですが、最後の調整に、設計者など後工程に迷惑をかけない配慮は重要です。

いかがだったでしょう。

『誰にでもわかりやすく「良い音とは何か」』エッセーはここで一区切りとします。

 

  
 
 
 
 
◆◆◆ サウンドファンよりお知らせ ◆◆◆◆
毎週更新のサウンドエッセイ。
更新時には、サウンドファンFacebookでもお知らせしております。
是非、サウンドファンFacebookページに「いいね!」をして
サウンドエッセイを引き続きお楽しみください。

 サウンドファンFacebookページはこちら

新着記事一覧

第112回:2016年11月24日(木) 『誰にでもわかりやすく「良い音とは何か」最終回』
第111回:2016年11月17日(木) 『誰にでもわかりやすく「良い音とは何か」4』
第110回:2016年11月10日(木) 『誰にでもわかりやすく「良い音とは何か」3』
第109回:2016年11月3日(木) 『誰にでもわかりやすく「良い音とは何か」2』
第108回:2016年10月27日(木) 『誰にでもわかりやすく「良い音とは何か」』
第107回:2016年10月20日(木) 『女性が輝く平和な時代 』
第106回:2016年10月13日(木) 『女性が社会を変革する 』
第105回:2016年10月6日(木) 『素材が作っている時代の音 ミライスピーカーな音 』
第104回:2016年9月29日(木) 『「ミライスピーカーは、ストラディバリの音のDNAを持っている、という聞き方」その2 その技術的根拠 』
第103回:2016年9月22日(木) 『「ミライスピーカーは、ストラディバリの音のDNAを持っている、という聞き方」その1 』
第102回:2016年9月15日(木) 『カクテルパーティ効果とミライスピーカの音認識効果』
第101回:2016年9月8日(木) 『曲面の効果』
第100回:2016年9月1日(木) 『ミライスピーカーお勧め使用法 「音量そのままで明瞭度アップ」』
第99回:2016年8月25日(木) 『「ミライスピーカーの切り開く世界を求めて」100回にちなんで』
第98回:2016年8月18日(木) 『音のマイスター、競合メーカー品を常用する』
第97回:2016年8月11日(木) 『音造りも音楽もスポーツ! 「リオオリンピックを見ながら」』
第96回:2016年8月4日(木) 『JBLとジャズの深い関係』
第95回:2016年7月28日(木) 静けさの研究「青梅の空中回廊、御嶽神社周辺」
第94回:2016年7月21日(木) 『バークリー音楽学院あるいは秋吉敏子の生き方』
第93回:2016年7月14日(木) 『ジャズはレーベルが育てた』

代表サトカズが語る

ポコアンプ3のBluetoothの設定の仕方です。とても簡単ですよ♪上の帯のタイトルをクリックすると大きい画面で見れます。

ポコスピーカーSF30H4WC愛称:ホワイトキャンバスの視聴を上げました。

(株)サウンドファンの製品紹介です。ミライスピーカーとポコアンプ3になります。